真珠はその母貝によってそれぞれ異った特質を持っています。黒蝶真珠の魅力はなんといっても多彩な色どりと様々な形があることです。
 まず色について、意外にも黒蝶真珠には黒の色素はありません。黒蝶真珠の色はダーク系が多いのですが実際には3つの色素が混ざりあって多彩な色を演出しています。3つの色素とは赤・青・黄系で色の三原色と同じです。3色が混ざって黒色に見えます。そこに光の反射、拡散などによって起る干渉が加わりシャボン玉がきれいな虹色のように見える現象が真珠にもおきて多彩で神秘的な色を醸しだします。
 次に形についてですが、様々な形の真珠が採れます。特に形の中で一番多いのはサークルといわれるものですが、核が内臓の中で一定方向に常に動かされるので独特な形ができると云われています。このように微妙な色あいと、一つ一つ違った形が黒蝶真珠の特徴であり、これが大変個性的な魅力となっています。


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